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愛着について

愛着について
 愛着とは、赤ちゃんや小さい子どもと、お母さんなどとの間にある情緒的な深いつながり
のことです。この、特定の人との愛着が十分にできると、乳幼児は自分ではない人を
信頼できるようになります。これが対人関係の基盤となり、他の人との関係も安定します。
また、不安なとき、恐いとき、愛着関係にある母親などになぐさめてもらい、
安心させてもらう行動をくり返すことにより、情緒が安定していき、いずれ母親がいなくても
自分の力で気持ちを整えることができるようになります。

愛着を育てるには、
 子供からの働きかけにポジテイブな反応を返すことです。
 子どもの一挙手一投足に反応し喜び、子どもの行動に応えます。いつも明るく受け止めて、
安心させることが、『安心させてくれるお母さんの存在』となります。
 そんなに甘えさせると、あとが大変ではないか、などと思わないでください。愛着が形成されると、
安心して親から離れられるようになり、自立の基礎となっていきます。
 逆に心配なのは、授乳をしながらスマートフォンをいじり、子どもの働きかけに対して、
受け止めずに無視をする親御さんの存在です。悪気はないけど、やってしまっている、
思い当たる節はありませんか?
「愛着は、自己肯定感を育て、前向きな人生の基礎になる」

2016年02月11日  カテゴリー: コラム

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